作品紹介
こどもたちの笑顔 私たちの微笑み
みんなみんなあつまって さあ劇を観よう
「らくりんの花」作詞・作曲 上野哲生
三まいのおふだ
和尚さんがさずけた三まいのお札
どんなものがとびだすやら
日本昔話より
脚色:らくりん座文芸部
[上演時間] 30分
あらすじ
山へ栗ひろいに出かけたお寺の小僧さんは、自分の親戚だという不思議なおばさんに出会う。
「きっとやまんばだからもういかねえほうがいい」
と和尚さんにいわれるが、どうしても行きたい小僧さん。和尚さんから不思議なお札をさずかっておばさんのもとへ向かうと、たらふく食って寝ちまった。
夜になると雨だれが教えてくれた。「こんぞこ あぶねや … おきて ばばあのあたまみろ…」角をはやしたやまんばがほうちょうといでるでねえか。おふだの助けをかりて便所から逃げ出した小僧さんだが、さあ大変、怒ったやまんばが追いかけてきたー!!
民話を題材にハラハラ、ドキドキ、ワクワクのたのしいお話。スピード感あふれるおいかけっこの結末は?
お手紙・ご感想
夢中になって観ていた子ども達は、とても楽しそうでした。
初めに小僧が栗を拾っているシーンではリズムにのっていて、子ども達にたくさんの笑顔が見られました。劇中には一つ一つのパネルを動かし背景を変えたり、大きな布で水や火を表す等、工夫されていて、イメージがしやすく子ども達も話に入り込んでいたようです。
また、小道具も一つ一つ丁寧に作られていて、興味を持っていました。私も保育者として、小道具や工夫されたパネル等、勉強させていただきました。劇団の方々の動きや表情に、子ども達は引きつけられていました。
【栃木県小山市 幼稚園の先生より】
私も小学校の時、学校の講堂でらくりん座の劇を観ました。たいへん躍動感に溢れ、衝撃的だった事を記憶しています。生の声を聞き目の前で観る事は子どもの感性を豊かにし想像力を高める力があると思います。
怖い場面もありはらはらどきどきし、子どもたちはどんどんお話の中に引き込まれて行き、場面の変化に反応し笑ったり歓声をあげたりとても楽しい30分間でした。
0・1歳の子どもたちも身動きせず、真剣な表情で観ていたのが印象的でした。子どもたちにまた楽しい思い出が増えました。
【栃木県宇都宮市 幼稚園の先生より】