作品紹介

こどもたちの笑顔 私たちの微笑み
 みんなみんなあつまって さあ劇を観よう

「らくりんの花」作詞・作曲 上野哲生

夏の庭 -The Friends-

「生きてる」ってどういうこと?

小学6年生、三人組の心の成長を謳った
感動の名作文学を舞台化

原作 湯本香樹実
『夏の庭-The Friends-』(新潮文庫刊)
演出 印南貞人
音楽 上野哲生
照明 石田道彦

[上演時間] 100分(途中休憩10分間含む)

らくりん座公式YouTubeチャンネルでは
ダイジェスト版を公開しています

あらすじ

「死んだ人、見たことあるか?」
「死ぬってどういう事なんだろう?」

小学校最後の夏休み
木山と山下、河辺の三人は、一人暮らしの老人を観察することにした。
人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心からだ。

観察されていることに気づいた老人は、
憤慨しつつもやがて少年たちの来訪が楽しみになってくる。

老人と少年たち、
ぎこちなく触れ合いながら、ひと夏の友情が生まれてくるのだが・・・。
少年たちがひと夏に触れた「生と死」「仲間と家族」
「生きるってどういう事なんだろう・・・」

誰もが一生を通じて追い求めるであろう、このやっかいで素敵な悩ましい問題を子どもたちの成長とともに描いたベストセラー小説を舞台でお届けします。

お手紙・ご感想

私はらくりん座のみなさまの『夏の庭』を見て、いつも、身近にいた人がなくなるということを改めて考えることができました。
個人的には、コスモスが成長して、自分たちを成長させるかのように、おじいさんへの考え方が変わっていったところがとても、心に残っています。
そして、最初の目的とは違う結末になり、おじいさんとの出会いがみんなを幸せに導けて良かったと思いました。今回は楽しい時間をありがとうございました。

【栃木県那須塩原市 中学一年生】

「夏の庭」を見てぼくは、生きる、死ぬ。という事を学びました。悲しい場面とおもしろい場面があって、せんそうの話の時は少しこわかったです。
はじめは、おもしろかったです。
「生きる」ということは思い出ができて、「死ぬ」ということはもう何もできないことです。学習がたくさんできるげきを見せていただき本当にありがとうございました。

 【栃木県宇都宮市 小学六年生】

私は夏の庭を見ききし、「心の成長」について深く考えることができました。
また、舞台の上ではたくさんの人がかかわっていました。音響、照明、そして舞台の上で輝いている役者さんたちなどたくさんの人が力を合わせすてきな劇をつくっていたことに感動しました。本で読んでいた内容以上にわかりやすく、楽しめる劇を本当にありがとうございました!!

 【栃木県那須塩原市 中学二年生】

劇団のみなさんがその役になりきって、感じょうがとても伝わってきました。劇の中で、思わず笑ってしまうところがあったのがいいなと思いました。最初は、おじいさんの死んでいるところを見てみたいという気持ちがあったのに、おじいさんと仲良くなってきているところがおもしろいなと思いました。
最後のシーンでは、3人が大人になっていく姿で少し切ない気持ちになりました。今まで見た劇で一番良かった劇でした。次に見れるのを楽しみにしています。

 【栃木県宇都宮市 小学五年生】

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