ごあいさつ
櫟林の一本道を抜けて 全国の子どもたちに
「生きる力」となる劇を届けます
先人が子どもたちに寄せた熱き想いを忘れず
これからも夢と希望を届けていきたい
らくりん座へ続く道は、今も昔も一本道です。創立当時細かった道は、今は劇団のバスが一台通れる道になりました。
林の中の一本道を抜けて、栃木県を中心に全国の子供達に生きる力となる劇を届けてまいりました。
1948年、らくりん座の基礎となる日本教育演劇学校を設立し、それを経て、母体となる今の日本教育演劇道場・劇団らくりん座-と、長い歴史の中で劇団の形態も在り方も、その時代の情勢によって変わりました。
2012年には、劇団創立メンバーで長年劇団を支えてきた代表浅野昤子が病気のため亡くなりました。子どもたちに対する愛情と教育の中にある演劇を大切に考える方でした。私達は先人が子どもたちに寄せた熱き想いを忘れないようにして、これからも夢と希望を届けていきたいと思います。