「あらしのよるに」巡回公演

日増しに秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じることも多くなりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

お陰様で、らくりん座の秋は、「文化の秋」にふさわしく、毎日、様々な地域での公演に出向かせていただいております。

9月には、文化庁主催 文化芸術による子供育成推進事業・巡回公演事業で、「あらしのよるに」の巡回公演をしてまいりました。

この事業では、事前に公演先の子どもたちがワークショップを受け、公演当日は、一部、子供たちが出演する、という形をとっています。

子どもたちが「あらしのよるに」の劇の中で、オオカミやヤギの役を演じたり、劇中歌を歌ったりします。

登場人物の1人になることで、より、物語の理解や、舞台芸術への関心を深めることができます。

そして、何よりも、出演者の1人として舞台に立つ緊張、一生懸命練習したことへの達成感、拍手をいただいたときの喜びを経験できることが、子どもたちの成長の糧になると考えています。

私たちも、子どもたちを教える中で、多くの学びがありました。

今回、一緒に出演してくれた子どもたちが大人になったとき、「らくりん座の人がこんなことを言っていたな」「あのとき、こんなきもちだったな」と思い出して、それが力になってくれたら嬉しいです。

出演して下さった皆さん、劇を観て下さったみなさん、ご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました。

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