「那須野の大地」
8月27日、劇団らくりん座が指導・協力で携わっている、劇団なすの「那須野野大地」の公演が行われました。
コロナウイルス感染症の影響で、2年間公演が出来ず、今年こそはと心を一つにして稽古に取り組んでまいりました。
無事に公演が出来たこと、喜びの気持ちでいっぱいです。
劇団なすのは市民劇団です。
赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い年齢の方々が出演しています。
初演から20年以上続けている方、今年初めて舞台に立った方、舞台経験も様々です。
それぞれのお仕事や、学業、家庭のことなどもありながら稽古を進めていくのは、とても大変だったと思います。
それでも最後まで、良い舞台にしようと、一人一人が力を発揮してくれました。
劇団らくりん座メンバーも、この公演に携わらせていただくことで、劇団なすのの皆さんから学ばせていただくことが沢山あります。
劇団なすのの良いところは、
子どもも、大人も、1人の役者として、責任を持って役割を果たしていくことにあると思います。
小さな子どもでも、舞台に立てば1人の役者です。誰も助けてはくれません。
はじめは自分が何をやるのかわからないでいた子どもたちが、稽古を重ねるごとに、自覚を持ち始めます。
本番が近づくころには、自分の小道具や衣装もしっかり管理して、舞台に気持ちを集中させていくようになります。
これは、日常生活ではなかなか経験できない体験だと思います。
本番までの子どもたちの成長には目を見張るものがありました。
来年、また新しいメンバーが増えたら良いなと思っています。
ご興味のある方、ぜひ、ご参加下さい。必ず、学びのある時間になると思います。
そして来年も再来年も、「那須野の大地」が続いていくよう、これからも応援をよろしくお願いします。
劇団なすのの皆さま、お疲れさまでした。また来年に向けてがんばりましょう!