子ども農業・演劇体験教室
暑さの厳しい毎日ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
この季節、暑いだけではなく、とても大変なことがあります。
そう、草取りです。
何日か前に取ったはずなのに、もうこんなに伸びているの!?と目を疑うほどのスピードで、草は伸びていきます。
らくりん座でも、公演の無い日には草刈りを行いますが、草の成長には追い付きません。
さて、そんな中、三島公民館主催の「子ども農業・演劇教室」の2回目が開催されました。
前日、サツマイモを植えた畑も草が伸びていたので、子どもたちが入りやすいようにと、畑の周りは草刈り機で草を刈りました。
畑の中は、せめて通り道だけでも草を抜いておきましょうと、草取りを始めたところ、雨が降ってきてしまい、断念。
ワサワサと大量の草が生えた状態で当日を迎えたため、今回は子どもたちと一緒に少しだけ草を取って終わりにしましょう、ということになっていました。
ところが…
いざ、体験が始まり畑に行くと、子どもたちは、背の高い草などお構いなしに畑の中に入っていき、てきぱきと草取りをしてくれました。
草を取る人、草を運ぶ人、大人が指示をしなくても、どんどん動いてくれる子どもたち。
みんなの力であっという間に畑の草はきれいになりました。
草取りの後は、らくりん座の敷地内に生えている竹を使った楽器作り。
竹を選んで切り、やすりで削り、マジックで色を塗り、オリジナルの楽器を作ります。
続いて、観劇がはじまります。
今回観ていただいたのは「さんびきのヤギのおはなし」です。
おいらはヤギのがらがらどん♪
という歌に合わせて、作った楽器でリズムを打ってもらいました。
みなさん、勇気を振り絞ってトロルに向かっていく、3びきのヤギさんたちを応援するように、楽器を鳴らしてくれました。
今回は、子どもたちのやる気に驚かされ、私たちも元気をいただいた、農業・演劇体験教室でした。
次回は11月に、サツマイモの収穫をします。
おいしいお芋が育つように、らくりん座メンバーも、サツマイモのお世話をがんばります。
またお会いできる日をらくりん座一同楽しみにしております。